現代の食生活ではなにかと悪者にされがちの脂質ですが、本来体に必要な栄養素です。
脂質は大切なエネルギー(源炭水化物、タンパク質とは違い同じ量でもそれぞれの2倍のエネルギーにあたる1g当たり9カロリーを作り出します)、必要な時に脂肪細胞がホルモンに作用してエネルギーや熱として血液中に放出され、体の各部分に送られ、筋肉によって消費されていきます。また脂溶性ビタミンのビタミンA・D・E・Kの吸収にも必要とされます。
人は体内で糖質・たんぱく質・脂肪から脂肪酸を作ることが出来ますが、体にとって必要だけれども、体内で作れない脂肪酸があります。これを必須脂肪酸といいます。
これは植物性の油脂に多く含まれ、私たちの体の細胞膜やホルモンをつくる原料です。そのため体のほとんど全ての機能に関係していて、体にとっては不可欠なものだからです。この2種類の脂肪酸は体内では造れず、食物から摂るしかありません。
脂肪は現代の食生活でついつい採りすぎてしまうのも事実。脂質はカロリーが高いので体重を増やすには適してるように感じるかもしれないのですが、ちょっと待ってくださいそこに落とし穴が。
脂肪は消化に時間が掛かるので胃に長く残ります、ささみや白身魚でもフライや唐揚げだと、油分が消化を妨げてしまいます。確かに高カロリーとはいえ、あまり取りすぎると胃もたれ消化不良など内臓の負担となりかえって食事量を減らしてしまいかねません。
摂りすぎた脂肪は、体内に蓄えられ、高脂血症・動脈硬化・糖尿病・高血圧など生活習慣病の原因となることから 質と量の取り方が重要だと言われるようになっています。
現代の食生活で脂質は特別意識しなくても十分に摂取できています、むしろ取りすぎてるくらいでむしろ油分を控えた食事で丁度いいくらいなのです。
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